JFS規格の監査について

JFS規格の監査はJFSMより発行されたJFS監査及び適合証明プログラム文書ver2.1に基づき実施されます。当社は2020年2月15日よりJFSM(一般財団法人食品安全マネジメント協会)より承認を受け、当規格の監査会社として活動を始めました。当規格は監査会社が監査とは別の日時においてコンサルティングを実施することができるため、当社では監査前のFSMS(食品安全マネジメントシステム)の構築から、監査実施後の是正処置対応まで、お客様の認証取得に向けて対応しております。また、ISO22000やFSSC22000など、様々なFSMS構築に関する300社以上のコンサルティング実績があり、安心してJFS規格の監査に臨み、確実に認証が取得できるよう支援して参ります。

 ※ 監査の公平性を保つため、コンサルティングを担当した者は、その終了日から2年経過するまで監査員又は判定員としての業務を実施しません

JFS規格の監査の流れ

  • JFS監査及び適合証明プログラム文書ver2.1に従い、 算出された監査工数からお見積り致します。
  • 監査に必要となる文書を事前にご提出いただきます。 その内容を基に当社で監査の準備を行います。
  • ご提出いただいた文書やチェックリストの事前確認を行います。
  • 現地監査では、初めにオープニングミーティングを行い、当日のスケジュール等について打合せします。
  • 工場など現場へ立ち入り、現場監査を実施します。
  • 現場監査終了後、クロージングミーティングを行い、指摘事項等があればお伝えします。
  • 指摘事項があった場合、修正と、原因を突き止め再発防止するための是正処置を行っていただきます。
  • 監査員より監査結果(是正処置後)が提出されたのち、判定員による監査の適切性について判定が実施されます。
  • 判定終了後、JFSMのデータベースへ登録します。
  • JFSロゴマーク及び適合証明書が発行されます。

対象地域

当社は多くのJFS監査員を登録しており、全国各地域において監査が可能です。
 また、JFS監査のみならず、ISO22000、FSSC22000、ISO9001など、他の国際規格や食品安全規格に精通したコンサルタントによる支援も可能です。
 通常のコンサルティングのみならず、「監査を受ける前に一度診断してほしい」、「他の監査会社により監査を受けたのだけど、是正処置の方法が見つからない」など、様々なご要望にも対応いたします。ぜひ、ご相談ください。

当社でコンサルティング・監査を実施するメリット

当社では、これまで食品安全に関するコンサルティング経験が300社以上あり、経験豊富なコンサルタントが揃っております。監査に臨む前までにコンサルティングが終了してしまう企業が多い中、当社では、監査において指摘された事項もそのままにせず、適切な是正処置(原因の発見と再発防止のための処置)が行えるまで支援いたします。
 また、弊社はこれらの監査員経験者の他、中小企業診断士なども多数在籍しております。将来、JFS-C規格やISO22000、FSSC22000などの取得を考えられる企業様にとって、これらの知識、経験をコンサルタントに求めることができます。
 形だけのJFS認証とならないためにも、是非、当社のサービスをご利用ください。

【監査方針】
当社は、助言・指導に重きをおいた監査を行います。
重要管理点(CCP)に関する不履行、不教育があれば、不適合の指摘は当然ですが、 不適合を出すことが目的ではなく、組織の食品安全の向上、及びマネジメントシステムの質向上に努めます。
当社監査では、以下の項目を遂行します。

  1. 「食品安全向上のため、現場監査を重視し、現場の7Sを助言・指導します。」
    現場の衛生状態をしっかり見ます。食中毒予防の基本です。
  2. 「食品安全管理及び品質管理徹底のため、システム重視の監査を行います。」
    単に記録の未記入や、単に運用が出来ていないという、表面的な指摘ではなく、 システムの構築が出来ているかを重視します。
    システムが出来ていれば、日々の教育と認識で、少しずつ定着し、改善が図れます。
  3. 「信頼性向上、経営課題解決のため、マネジメントを重視した監査を行います。」
    JFSの規格要求事項をしっかり監査しつつ、FSM(マネジメントシステム)の監査を通じて、 消費者への信頼向上、組織固有の課題を見つけ、その解決策にJFS監査を利用して下さい
  4. 「労働生産性の向上のため、業務の標準化に係る助言・指導をします。」
    業務の標準化とは、手順を明確にし、教育に繋げ、無理・ムラ・無駄をなくす取組みです。
    この業務の標準化を監査を通じて指導助言し、労働生産性を向上させます。
  5. 「HACCPシステム及び衛生意識の維持・向上のため、管理者教育を徹底します。」
    JFSを管理する方(HACCPチーム)の教育を、監査を通じて行います。
    基本的な規格解釈、事例紹介、食品安全上の悩み事など承ります。

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